■ ID
| 1417 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 石綿含有成形板の目視判定法(その1)−断面中の石綿繊維束数と石綿含有量との関係について−
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■ 著者
| 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 小野雄策
日本工業大学 川嵜幹生
埼玉県環境科学国際センター 磯部友護
埼玉県環境科学国際センター 鈴木和将
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第33回全国都市清掃研究・事例発表会、平成24年1月26日 |
■ 抄録・要旨
| 石綿を含む建材の断面に観察される束状の繊維は、実体顕微鏡等を用いて観察できる。そこで、実体顕微鏡によりアスベスト含有建材断面の石綿繊維束を観察し、同時にJIS A1481(2008)に準拠してX線回折法による含有量分析を行って繊維束数等と石綿含有量の関係を調べた。
アスベスト含有建材の断面を220倍で観察し、繊維束の数を計数するとともに、アスベスト繊維束の輪郭を多角形近似により指定し、その面積を計算した。
建材断面中の単位面積あたりの繊維束数とアスベスト含有率とは、正の相関が認められたが、繊維束の大きさに由来すると考えられるばらつきがあった。アスベスト含有率と、建材断面のアスベスト繊維の占める面積率との関係を調べたところ、繊維束数よりも相関が高く、実体顕微鏡により建材断面のアスベスト繊維束の面積を測定することにより、アスベスト含有量の推定ができる可能性が示唆された。
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